私の息子Kayが自閉症ではないかな、と初めて疑ったのは実は生後6ヶ月のとき。そんなに早く???と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、初めての子育てにも関わらず、母親の感的なものを感じました。
今日は私が不安に思った出来事を誕生から診断がおりるまでの間、年齢別にお話していこうと思います。
注:これはKayに起こった出来事であって、必ずしも自閉症のお子様全員に当てはまるものではありません。またこれらに全てに当てはまるから、自分の子もそうだというものでもありません。センシティブな内容ですが、ご理解いただけますようお願いいたします。
誕生から12ヶ月頃
- おっぱいあげるときに子どもと目が合って❤️とママ友たちが話してるのを聞いてて、そういえば私は一度も目が合ったことないなと感じ出したとき
- くすぐって大声で笑ってたのに、そのあと急に真顔になるとき
- 1人遊びが上手
- 後追いが一切ない
- 座ってテレビを見ているときに前後に体を揺らしていた
- ‘’ちょうだい‘’ ‘’はーい🙋♂️‘’ などのジェスチャーがない
最初の子育てということもあり、神経質になりすぎていたと思います。Kayがお昼寝の時間など、1人になるとすぐ自閉症についてGoogleで検索していました。
12ヶ月から24ヶ月頃
- 指差しがない
- 単語が出ない
この頃は私も仕事を始め出して忙しくなったこと、男の子は話し始めるのが遅いという認識があったこと、何人かのドクターに相談していても、目も合うし自閉症ではないよと言われていたこともあり、そこまで注意深く見れていなかったと思います。
2歳から3歳頃
- 言葉が出てくるのが遅い
- 単語の語尾がきれる。例)ジュース➡ジュー
- 二文語までしか出ない
- くるくる回っているときに、目線が横を向いてる
この頃になると単語がポツポツと出てくるようになりましたが、友達の子と比べてはあまりに遅いことを心配し始め、友達に相談していた時期でした。
3歳から4歳2ヶ月(自閉症の診断がおりるまで)
- 学校で集団行動ができない
- 学校で友達を叩く
- 意思疎通が難しい
- 会話が成り立たない
半年ほどデイケアに通っていた後、4歳になる直前に幼稚園に入園。この頃には私は完全に何かがおかしいと思っていたのですが、Kayの小児科医は母親は日本語、父親は英語で話ししているんだから言葉が遅れるのは当たり前だと、カナダでは珍しくないと、全く相手にしてくれませんでした。また、夫Samも、ドクターがそういうなら何も問題はないと気にも止めずだったので、口論が多い時期でした。この頃は確か半年ほどスピーチセラピーに通っていた時期でしたが、言葉はそこまで上達しませんでした。幼稚園に入園後、すぐに担任の先生から専門医に診てもらうよう連絡があり、入園した翌月には専門医に見ていただき、自閉症との診断を受けました。通常トロントでは専門医に診ていただくにはだいぶ長い間待たないといけないようですが、あまりにも事態が悪かったのか、タイミングが合ったのか、どちらにせよ有難いことにすぐに診ていただくことができました。
現在の様子
現在はASDの特別学級に通っています。小学4年生になりましたが、やはり言葉や言い回しは限られており、クラスの子と比べると幼い印象があります。しかし、彼は彼のペースでゆっくりと確実に成長していってくれてます。他の誰とも比べる必要はなく、私の大切な息子としてこの世に生まれてきてくれたこと、そのことに日々感謝の気持ちをもちながら、私たち親ができる限りのことをサポートしていこうと思っています。
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